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会員の研究紹介

会員の研究を紹介します。


名前:竹見祥大(たけみしょうた)
所属:埼玉大学大学院理工学研究科
研究手法:組織化学、オルガノイド培養、細胞培養、分子生物学実験
対象動物:マウス、スンクス
URL:https://cellsaidai.wixsite.com/website

ラボや研究紹介:
オルガノイドや個体を用いて腸管の免疫、特に腸管上皮細胞の一種であるPaneth細胞に興味を持って研究を進めています。

名前:筒井 直昭(つつい なおあき)
所属:三重大学生物資源学部 海洋生物資源学科
研究手法:分子生物学、生理学
対象動物:甲殻類(くるまえびなど)やその他の海産無脊椎動物
URL:

ラボや研究紹介:
水圏生物の成長や生殖を調節する機構、またそれらと性や栄養とをリンクさせる機構の解明を目指して研究を進めています。対象は主に甲殻類(えび類)ですが、少しずつ広げています。

名前:加藤 尚志(かとう たかし)
所属:早稲田大学・教育学部・理・生物/大学院先進理工・生命理工学
研究手法:当研究室で経験をもつものは,顕微鏡観察,フローサイトメトリー(Sato K et al. Sci Rep. 2018, DOI:10.1038/s41598-018-34631-0),プロテオミクス(⽐較内分泌学 2014, DOI:10.5983/nl2008jsce.40.134),パスウエイ解析や,最近はRNA-seqを導入開始するなど,生理応答に関わる分子の探索の必要に迫られて様々な⽅法を利⽤します。
対象動物:アフリカツメガエル,ネッタイツメガエル,イベリアトゲイモリ,メダカ,マウス,ヒト
URL:http://www.f.waseda.jp/tkato/index.html

ラボや研究紹介:
脊椎動物の血球産生(造血)の多様性と普遍性がテーマです。特に両生類や魚類の造血発生,造血生理(末梢血球数調節系,環境応答,造血組織微小環境,血球機能,造血幹細胞,など)に注目しています。

名前:弓削 進弥 (ゆげ しんや)
所属:日本医科大学 先端医学研究所
研究手法:イメージング、血管生物医学、分子細胞生物学、比較生物学
対象動物:ゼブラフィッシュ
URL:http://www.nmsbyoutai.com/

ラボや研究紹介:
私は、ゼブラフィッシュの蛍光ライブイメージングにより、創傷治癒で起こる血管新生の過程と制御機構の研究に取り組んでいます。中でも、損傷した血管の伸長が内腔圧によって制御されることを初めて解明しました。

名前:中倉 敬(なかくら たかし)
所属:帝京大学 医学部 解剖学講座
研究手法:免疫染色、特殊染色、免疫電顕を含む電子顕微鏡観察、in situ hybridization、細胞培養、基本的な分子生物学的手法など
対象動物:ラット、マウス、ヒト
URL:https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/profile/ja.eac61bfd8e432e5b.html

ラボや研究紹介:
下垂体機能を調節する血管系の構築機序に関する研究を進めています。最近は特に、下垂体に分布する毛細血管壁に存在する窓(孔)の形成に関する研究を、ラット下垂体から単離した培養内皮細胞を用いて進めています。

名前:柿澤 昌 (かきざわ しょう)
所属:京都大学大学院薬学研究科
研究手法:電気生理学(スライスパッチクランプ法など)、イメージング、行動学、薬理学・生化学
対象動物:マウス(以前はサケ科魚類も)
URL:

ラボや研究紹介:
記憶学習や脳機能再建の基盤となる脳の可塑性と老化のシグナリング機構が研究テーマです。特に近年は、カルシウム放出系とレドックスシグナル(一酸化窒素、活性酸素等)に着目しています。

名前:石原 顕紀(いしはら あきのり)
所属:静岡大学理学部 生物科学科
研究手法:発現解析、クロマチン免疫沈降法
対象動物:アフリカツメガエル、ウシガエル
URL:https://wwp.shizuoka.ac.jp/ishihara-akinori/

ラボや研究紹介:
温度、乾燥、環境化学物質など多くの環境因子に対する動物の生物学的応答の分子機構を明らかにすることを目指している。特に、動物における恒常性の維持、遺伝子発現制御、クロマチン修飾などに興味をもっている。

名前:馬谷 千恵(うまたに ちえ)
所属:東京農工大学 大学院農学研究院
研究手法:イメージング・電気生理・遺伝子改変・組織学・行動解析
対象動物:メダカなど小型魚類
URL:https://researchmap.jp/chieumatani

ラボや研究紹介:
栄養によって行動や生殖が調節される機構について研究しています。細胞レベルから個体レベルまで様々なアプローチで取り組んでいます。

名前:関口 俊男(せきぐち としお)
所属:金沢大学 環日本海域環境研究センター 臨海実験施設
研究手法:分子生物学、生理学、発生工学
対象動物:カタユウレイボヤ、ヌタウナギ、アカエイ
URL:http://rinkai.w3.kanazawa-u.ac.jp/

ラボや研究紹介:
原索動物、円口類、軟骨魚類を用いて、血中カルシウム濃度調節機構や環境汚染物質応答機構を研究しています。本研究をもとに脊椎動物における恒常性維持の起源と多様化の解明を目指しています。

名前:駿河谷 諒平(するがや りょうへい)
所属:北海道大学大学院水産科学院 増殖生物学講座 淡水増殖研究室
研究手法:RNA-seq解析, qPCR, in situ hybridization, 組換えタンパク質作製
対象動物:主にチョウザメ(時々サクラマス、ニホンウナギ)
URL:https://www2.fish.hokudai.ac.jp/faculty-member/ijiri-shigeho/?key=jp

ラボや研究紹介:
チョウザメの卵濾胞は卵成熟誘起ステロイド(MIS)存在下で、卵成熟はするのにも関わらず、排卵しない場合が多々あります。卵濾胞がどのように排卵能(MISを感受して排卵し得る能力)を獲得するのかを分子レベルで明らかにしようと試みています。

名前:中村 將(なかむら まさる)
所属:一般財団法人 沖縄美ら島財団
研究手法:実験形態学、微細構造学、免疫組織化学
対象動物:雌雄異体魚のティラピア、性転換するカンモンハタ、ミツボシキュウセン、クマノミ、オキナワベニハゼ
URL:https://churashima.okinawa/

ラボや研究紹介:
主にティラピアを用いて性分化機構とステロイドホルモンの関係を研究していました。性転換魚を用いて性転換の内分泌機構を研究してきました。性分化にも性転換にもエストロジェンが重要な役を果たしていることを明らかにしました。

名前:小林 靖尚 (こばやし やすひさ)
所属:近畿大学・農学部・水産学科・水産生物学研究室
研究手法:生理学、組織学
対象動物:魚類全般
URL:

ラボや研究紹介:
わたしは、魚類の変わりやすい性(性的可塑性)に、強い興味を持っています。また基礎研究で得られた結果を、水産増養殖へ役立てる試みも行っています。

名前:田中 実(たなか みのる)
所属:名古屋大学 大学院理学研究科 生命理学専攻
研究手法:変異体やトランスジェニックを作成し、それらを用いた遺伝学的、組織学的解析(マイクロインジェクション、免疫組織化学、細胞組織培養とイメージング)。大規模データを用いた網羅的遺伝子発現、ゲノム比較解析(ゲノム情報解析)。
対象動物:メダカなどの魚類
URL:http://www.medaka.bio.nagoya-u.ac.jp/

ラボや研究紹介:
性決定と生殖細胞機能の研究を行い、体細胞と生殖細胞の性決定機構は独立し卵巣で精子が形成されること、生殖細胞が体細胞の性決定に必須であることなどを示した。代謝と性の関係や、動物が進化で多様な生殖形態を示せる分子基盤など、生殖多様性の研究を行っている。

名前:竹内 浩昭(たけうち ひろあき)
所属:静岡大学理学部生物科学科
研究手法:行動実験,組織化学
対象動物:家禽,鳴禽類,無尾類など
URL:http://www.ne-lab.umin.jp/

ラボや研究紹介:
「動物が何を感じ・何を考え・どのように動くのか?」を理解するために、主に脊椎動物の個体間コミュニケーションや学習・記憶,視覚・聴覚・化学感覚などをキーワードとして、神経行動学的手法で解析しています。

名前:藤原 研(ふじわら けん)
所属:神奈川大学理学部生物科学科
研究手法:免疫組織化学、in situ hybridization、qPCR、初代培養細胞、株化細胞
対象動物:ラット、マウス
URL:https://www.kanagawa-u.ac.jp/professor/details/details_102126.html

ラボや研究紹介:
下垂体前葉細胞の機能調節のメカニズムの解明を目指し、研究を進めています。特に、局所での細胞間相互作用に焦点を当て、前葉内で産生されるシグナル分子の同定や機能解析を行っています。

名前:豊田 賢治(とよた けんじ)
所属:金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設
研究手法:オミクス、飼育実験、 野外調査
対象動物:甲殻類を中心とした水生無脊椎動物
URL:https://sites.google.com/site/toyotadaphnia/

ラボや研究紹介:
ミジンコやエビ・カニ類といった甲殻類全般を研究対象に、彼らが示すさまざまな雌雄特異的な形質の発現機構やその生態学的意義を明らかにすべく比較内分泌学的アプローチで研究を進めています。

名前:吉田 彩舟 (よしだ さいしゅう)
所属:東京慈恵会医科大学 生化学講座
研究手法:免疫組織化学、ISH、生化学(タンパク質間相互作用解析、翻訳後修飾)、ゲノム編集
対象動物:マウス・ラット(特に胎仔)、ヒト
URL:https://researchmap.jp/saishu

ラボや研究紹介:
組織発生と発がんにおける共通点・相違点に興味があります。発生時に活性化していたシグナルが、どのような機序で(異常に)再活性化し、発がんを促進するのか?について「幹細胞」と「一次繊毛」をキーワードに研究しています。

名前:浮穴 和義(うけな かずよし)
所属:広島大学大学院統合生命科学研究科・総合科学部
研究手法:行動解析、遺伝子改変動物、ゲノム編集、組織学的解析、遺伝子発現解析、ペプチド有機合成
対象動物:マウス、ラット、ニワトリ、ウズラを含め、様々な動物種
URL:https://home.hiroshima-u.ac.jp/ukena/

ラボや研究紹介:
私たちは、新しい神経ペプチドを同定し、食欲を含むエネルギー代謝調節の脳内分子メカニズムを解明しようとしています。末梢組織での脂肪蓄積を脳がどのように調節しているかを比較内分泌学的に調べています。

名前:小林 勇喜(こばやし ゆうき)
所属:広島大学統合生命科学研究科
研究手法:細胞内シグナル解析、細胞培養、組織培養、行動解析、ISH、IHC、ゲノム編集、分子生物学全般
対象動物:魚類から哺乳類まで
URL:https://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.453dbfafbb8124fd520e17560c007669.html

ラボや研究紹介:
受容体は細胞膜に発現するのが当たり前?百年以上忘れ去られた一次繊毛というオルガネラに局在する摂食・情動等に関係する受容体に着目し研究を行っています。受容体の二量体形成と組み合わせてGPCR研究の新たな扉を開きます。

名前:中町 智哉(なかまち ともや)
所属:富山大学 学術研究部 理学系
研究手法:行動解析、組織発現解析、遺伝子発現解析、病態モデル解析、ゲノム編集
対象動物:ゼブラフィッシュ(Danio rerio)
URL:

ラボや研究紹介:
ゼブラフィッシュを用いて脳がどのように行動を制御しているかを解明することを目標として研究しています。さらにゼブラフィッシュの脳梗塞モデルを開発して、脳梗塞治療薬の評価への応用を目指しています。

名前:山口 陽子(やまぐち ようこ)
所属:島根大学学術研究院農生命科学系
研究手法:ISH、分子生物学、in silico解析
対象動物:ヌタウナギ
URL:https://researchmap.jp/yyamaguchi

ラボや研究紹介:
脊椎動物の環境適応能力と、それを制御する内分泌系の起源・進化に興味があります。現在は円口類のヌタウナギを対象として、主に下垂体ホルモン系に関する研究を行っています。

名前:海谷啓之(かいや ひろゆき)
所属:(株)グランソール免疫研究所、富山大学
研究手法:ペプチド精製、遺伝子クローニング、シグナル解析、免疫染色、細胞培養、小動物手術
対象動物:魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類
URL:https://researchmap.jp/kaiyahiroyuki

ラボや研究紹介:
これまでカルシトニン、ナトリウム利尿ペプチド、グレリンについて、ペプチドの配列決定やその作用を探求しています。ヒトの免疫細胞、間葉系幹細胞についての研究もしています。興味がある方は気軽に連絡ください。

名前:塚田 岳大(つかだ たけひろ)
所属:東邦大学理学部生物分子科学科
研究手法:ISH、in situ hybridization chain reaction、免疫染色、タンパク精製、生理学実験
対象動物:ニホンウナギ(Anguilla japonica)
URL:https://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/biomol/tsukada/index.html

ラボや研究紹介:
「Eel-to-Bedside」をテーマにニホンウナギを利用した究極のTranslational researchを目指しています。ウナギの組織リモデリング、血清毒、摂食、飢餓耐性、ペプチドホルモン、などウナギの不思議をとことん調べています。

名前:今野 紀文(こんの のりふみ)
所属:富山大学学術研究部理学系(理学部生物学科) 講師
研究手法:遺伝子発現解析、免疫組織化学、遺伝子改変、生理学的解析
対象動物:メダカ、肺魚、両生類
URL:https://www.sci.u-toyama.ac.jp/department/bio.html#teacher

ラボや研究紹介:
魚類や両生類が多様な環境に適応するために、どのような生理機構を働かせてい
るのかを調べています。メダカの淡水から海水への適応や、肺魚の水生から陸生
への適応に関わるホルモン、イオン輸送体、転写因子などの発現調節と機能につ
いて調べています。


名前:長谷部 孝(はせべ たかし)
所属:日本医科大学生物学教室
研究手法:Transgenesis,器官培養,ISH,レポーターアッセイなど
対象動物:アフリカツメガエル(Xenopus laevis)
URL:https://hasebet.wixsite.com/takashihasebe

ラボや研究紹介:
カエルの変態は甲状腺ホルモンにより引き起こされますが、このときにさまざまな器官が変化します。我々はツメガエルの消化管再構築の仕組みを調べており、いろいろなシグナル伝達経路が働くことがわかりつつあります。

名前:水澤 寛太(みずさわ かんた)
所属:北里大学 海洋生命科学部 魚類分子内分泌学研究室
研究手法:行動実験、色素胞実験、定量PCR
対象動物:カレイ類、メダカ、ゼブラフィッシュ、キンギョ、コイ(ニシキゴイ)、ネオンテトラ
URL:https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/lab/bunshi/

ラボや研究紹介:
私は魚類が環境光の質に対応するメカニズムに興味があります。現在、主に取り組んでいるテーマは、カレイ類の成長が緑色光下で促進される現象と、魚種間の体色調節メカニズムのバリエーションです。

名前:日下部 誠(くさかべ まこと)
所属:静岡大学理学部創造理学コース
研究手法:生理学、形態学、分子生物学
対象動物:イトヨ、サケ、メダカなど
URL:

ラボや研究紹介:
魚類は、海、川、北極、南極、熱帯地方など多様な環境で生活しています。私たちの研究室では、魚類の様々な塩分環境や温度環境への適応戦略について研究を進めています。

名前:安田恵子(やすだけいこ)
所属:奈良女子大学
研究手法:免疫組織化学、「卵胞」の三次元培養
対象動物:マウス
URL:

ラボや研究紹介:
哺乳類の卵巣では卵母細胞は「卵胞」という構造で発育し、種に特異的な数の卵胞のみが排卵に至る。マウス卵巣を用いて、免疫組織化学および卵胞の三次元培養により、卵胞発育、卵胞選別にかかわる因子の解明を行っている。

名前:永田晋治(ながた しんじ)
所属:東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻
研究手法:分子生物学、生化学、有機化学
対象動物:フタホシコオロギ、昆虫全般
URL:https://sites.google.com/edu.k.u-tokyo.ac.jp/team-n/

ラボや研究紹介:
昆虫は地球上でもっとも繁栄した種であり、陸上のどの地域でも生息している。その多様性は、進化の過程で植物に適応したため考えられている。この昆虫の植物への適応放散を、食性、本能行動に着目して、その制御系である内分泌系と代謝系を研究している。

名前:岡田令子(おかだ れいこ)
所属:静岡大学・理学部・生物科学科
研究手法:生理学、形態学、分子生物学
対象動物:両生類(主にウシガエル・ニホンアマガエル・ツメガエル)
URL:https://wwp.shizuoka.ac.jp/bio-okada/

ラボや研究紹介:
動物の環境に対する適応・順応と内分泌学的調節系の関わりについて研究しています。主な研究テーマの一つとして、周囲の環境に大きく影響を受ける両生類の変態の進行がどのような機構により調節されるかの解明を目指しています。

名前:荻野由紀子(おぎの ゆきこ)
所属:九州大学・農学研究院
研究手法:発生工学、ゲノム編集、Cut&Runなど(個体から細胞レベル)
対象動物:メダカ、カダヤシ、ソードテールフィッシュ
URL:http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ogino-lab/

ラボや研究紹介:
雄と雌の外部形態や行動の違いはどのように形成され、進化してきたのでしょうか?私たちは、生物多様性の基盤となる繁殖様式の多様性を導いた二次性徴形質の進化・発生メカニズムについて真骨魚類を用いて研究しています。

名前:斎藤祐見子(さいとう ゆみこ)
所属:広島大学 総合科学部
研究手法:Gタンパク質共役型受容体(GPCR)を介した各種シグナル解析(生化学、薬理学) 細胞小器官一次繊毛のマニュピレーションとその細胞生物学的解析
対象動物:マウス、ラット、ヒト (iPS)
URL:https://researchmap.jp/read0213041

ラボや研究紹介:
環境センサー一次繊毛(右矢印)という「場」に集積するGタンパク質共役型受容体の研究をしています。受容体を介した繊毛動態が細胞機能に及ぼす影響について丹念に調べることで (拙速に流されることのない)、 国際的に長くciteされる研究を目指します。

名前:吉村崇(よしむら たかし)
所属:名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所
研究手法:マルチオミクス解析、ケミカルバイオロジー、ゲノム編集
対象動物:メダカ、ゼブラフィッシュ、クサフグ、ウズラ、ニワトリ、マウス、アカゲザル
URL:https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~aphysiol/

ラボや研究紹介:
動物のからだの中には様々な周期のリズムを刻む体内時計が存在しています。ユニークな特徴を持つ様々な動物にスポットライトをあてることで、動物が1日、1か月、1年のリズムを刻む仕組みの解明に取り組んでいます。

名前:佐竹 炎(さたけ ほのお)
所属:公益財団法人サントリー生命科学財団
研究手法:分子生物学、細胞生物学、トランスジェニック、ゲノム編集、質量分析、機械学習
対象動物:カタユウレイボヤ、マウス
URL:https://www.sunbor.or.jp/rd/labo02.html

ラボや研究紹介:
カタユウレイボヤを対象に、ペプチドによる 〓卵胞発育の制御機構、〓同機構の脊椎動物との共通性や種特異性を解明し、脊索動物門における神経系、神経内分泌系、内分泌系の進化や多様性を明らかにすることを目指しています。

名前:兵藤 晋(ひょうどう すすむ)
所属:東京大学大気海洋研究所 生理学
研究手法:個体から分子までの生理学・内分泌学
対象動物:軟骨魚類全般(広塩性、卵生、胎生)
URL:http://physiol.aori.u-tokyo.ac.jp/seiri/index.html

ラボや研究紹介:
脊椎動物の進化・適応・生殖において特徴的な軟骨魚類の、ライフサイクルを通した生命現象の理解を目指し、研究所施設における飼育下での研究を中心に、フィールド研究や水族館・他機関との連携研究も進めています。

名前:松田 学(まつだ まなぶ)
所属:近畿大学医学部教育センター
研究手法:細胞培養
対象動物:マウス・ヒト
URL:

ラボや研究紹介:
乳腺上皮の最終分化と泌乳制御のしくみに興味があります。

名前:清水宗敬(しみず むねたか)
所属:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
研究手法:生理学的実験、飼育実験・野外サンプル、ホルモン測定、組換え蛋白作製・精製
対象動物:サケ科魚類など
URL:https://www.fishendocrinology.com

ラボや研究紹介:
サケ科魚類の成長について、調節メカニズムと生活史分化との関係を調べています。また、成長調節に重要なインスリン様成長因子(IGF)とその結合蛋白を、成長指標として増養殖業に応用することも目指しています。

名前:矢澤 隆志 (やざわ たかし)
所属:旭川医科大学生化学講座
研究手法:分子生物学
対象動物:魚類からヒトまで
URL:

ラボや研究紹介:
魚類からヒトまで、様々な動物用いて11-ケトテストステロンを含むアンドロゲンを中心に、ステロイドホルモンの産生とホルモン受容体の作用の分子機構に関する研究を行っています。

名前:束村博子(つかむら ひろこ)
所属:名古屋大学大学院生命農学研究科
研究手法:ホルモン測定、in situ hybridization、免疫組織化学、遺伝子改変動物作製、in vitro Ca2+測定など
対象動物:ラット、マウスなど
URL:https://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~hanshoku/ReprodWeb/home.html

ラボや研究紹介:
生殖は「種の保存」を担う最も重要な機能です。ほ乳類の生殖を司るキスペプチンニューロンに焦点をあて、ラットなどモデル動物で得た知見を、ウシなど家畜の繁殖刺激法の開発に応用し生産性の向上に貢献することを目指しています。

名前:蓮沼 至(はすぬま いたる)
所属:東邦大学 理学部 生物学科
研究手法:免疫組織化学 in situ hybridization ELISA 受容体結合実験 レポータージーンアッセイ リコンビナントホルモン作製など
対象動物:アカハライモリ ウシガエル アフリカツメガエル ネッタイツメガエルなど
URL:https://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/bio/regl/

ラボや研究紹介:
両生類を研究対象に生殖および変態をキーワードにそれらを制御する内分泌機構の解明を目指し、研究を進めています。近年は成体脳における神経新生にも着目し、神経新生のホルモン制御と新生ニューロンの機能の解明にも注力しています。

名前:亀井宏泰(かめいひろやす)
所属:金沢大学理工研究域生命理工学系
研究手法:胚操作・低酸素実験・遺伝子発現解析・薬剤処理・細胞培養・初代培養・ゲノム編集など
対象動物:ゼブラフィッシュ
URL:https://ridb.kanazawa-u.ac.jp/public/detail.php?id=4489

ラボや研究紹介:
成長が早く実験が容易なゼブラフィッシュ胚を用い、胚成長を促すシグナルや多能性細胞が環境に応じてどう変化するかを調べています。胚や胎児の成長履歴と将来の形質の関係が少しでもわかれば嬉しいと思っています。

名前:鈴木信雄(すずき のぶお)
所属:金沢大学 環日本海域環境研究センター 臨海実験施設
研究手法:血液中のミネラル測定、エライサ、qPCR、RNAseq解析
対象動物:魚類(キンギョ、ゼブラフィッシュ、メダカ、メジナ、ヒラメなど)及び海産無脊椎動物(クルマエビ、アカテガニ、アコヤガイ、ヒゲムシなど)
URL:http://rinkai.w3.kanazawa-u.ac.jp/

ラボや研究紹介:
魚類のウロコを骨のモデルとして用いて、ホルモンを含む生理活性物質、環境汚染物質及び物理的刺激(微小重力・磁場)の骨に対する作用の解析してきました。最近では、臨海実験施設周辺で採集可能な海産無脊椎動物の生理学的な研究も始めました。

名前:神田真司(かんだ しんじ)
所属:東京大学大気海洋研究所海洋生命科学部門
研究手法:遺伝子改変・形態学・電気生理学・イメージング
対象動物:魚(海水魚各種・古代魚・メダカなど)
URL:http://physiol.aori.u-tokyo.ac.jp/kanda/

ラボや研究紹介:
生殖をはじめ、各種神経内分泌学現象について、モデル(メダカ)や非モデル(特徴的な行動や形質を示す魚)魚を用いて研究しています。遺伝子・細胞レベルから個体レベルまで調べて、多くの生物に共通する原理原則の理解を目指しています。

名前:安東宏徳(あんどう ひろのり)
所属:新潟大学佐渡自然共生科学センター臨海実験所
研究手法:分子生物学解析(遺伝子発現量の測定、トランスクリプトーム解析、ハプロタイプ解析など)、遺伝子導入実験、遺伝子発現調節機構、遺伝子改変動物、生理学解析(ホルモン量の測定、ホルモンの精製、神経培養など)、神経形態学解析(組織化学、免疫染色、遺伝子発現細胞の同定など)、行動学解析
対象動物:クサフグ、トラフグ、シロザケ、サクラマス、カニクイガエル、アカテガニなど
URL:https://www.sc.niigata-u.ac.jp/sc/sadomarine/

ラボや研究紹介:
海洋生物の生理、行動、生態の多様性とその進化的背景を基にして、海洋生物の環境適応のしくみ、特に産卵回遊の調節機構について研究しています。特に、クサフグの半月周性の産卵回遊リズムの調節について研究しています。

名前:大久保範聡(おおくぼ かたあき)
所属:東京大学・大学院農学生命科学研究科
研究手法:遺伝学的解析、行動解析、組織学的解析、遺伝子発現解析など
対象動物:メダカ
URL:https://suizokuseiri-utokyo.jp

ラボや研究紹介:
研究テーマは、行動や生理機能などに雌雄の違いをもたらす脳内メカニズム、その違いを雌雄間で逆転させる脳内メカニズムなど。容易に性を変えることができる魚類を用いて、これらのテーマに取り組んでいます。

名前:原口 省吾 (はらぐち しょうご)
所属:昭和大学医学部生化学講座
研究手法:分子から個体レベルまで必要に応じてさまざまです。自分で行うことが難しい場合は、受託解析や共同研究先にお邪魔しています。
対象動物:ニワトリ、マウス、ヒトを用いて脳と皮膚の研究を行っています。
URL:https://sites.google.com/site/shogoharaguchi/

ラボや研究紹介:
脳や皮膚には様々な疾患がありますが、なぜ病気になるのかと考えてみると、そこには進化の足跡が残っています。そこで進化と疾患をキーワードに、研究成果の社会への還元(治療や美肌など)を目指して研究を行っています。学生さんも募集中です。

名前:尾定誠(おさだ まこと)
所属:東北大学大学院農学研究科
研究手法:組織培養、IHC、ISH、リアルタイムPCR、組換えタンパク質
対象動物:ホタテガイなどの海産二枚貝
URL:https://www.agri.tohoku.ac.jp/jp/researcher/osada-makoto/

ラボや研究紹介:
二枚貝類の性分化と配偶子形成における2種類のホタテガイGnRHによる内分泌制御メカニズムの解明を目指しています。2種類のGnRHのシグナル伝達、その下流にあると示唆されるステロイド生合成の制御とエストロゲン様物質の同定を進めています。

名前:阿見彌典子(あみや のりこ)
所属:北里大学・海洋生命
研究手法:行動解析,免疫組織化学染色,ホルモン測定
対象動物:魚類(イカナゴなど)
URL:https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/lab/seiri/

ラボや研究紹介:
休眠とは,生存が厳しい環境となる時期に,活動を一時的に停止して乗り切る生体防御機構です.現在は夏眠する魚類であるイカナゴをモデルとして,内分泌学および行動学的な解析により休眠とはなにか?を探っています.
(c) Copyright JSCE - 日本比較内分泌学会